シュタイナー出張講座~オールタナティブな教育の機会を

ルドルフ・シュタイナーの人智学に基づいた教育を、こどももおとなも、多くのみなさんに体験していただくため、出張講座をいたします。

◇エポック・クラス(小学1年生~中学2年生、連続)

公立・私立学校に通う小学生が、週末や長期休暇の間に、シュタイナー学校の「エポック授業」を体験する講座です。エポック授業は、一定期間、同一教科の同一テーマを集中して学ぶ形式。教科書や問題集などの教材を用いず、担当する先生による独自のカリキュラム作りと、メインレッスンのイメージを表現する色彩豊かな黒板絵が特徴です。毎回のクラスは、呼吸、歩行や母音のオイリュトミ―、季節の詩や韻文を唱えるリズミックアクティビティに始まり、手仕事を交えたメインレッスンを経て、メルヘン、昔話や神話など学年に応じたお話で結びます。黒板絵は、クラスの後半に、蜜蝋クレヨンや色鉛筆を用いてノートに写します。クラスで学んだことは、その内容を一旦眠らせ、次のクラスで振り返りを通じて目覚めた知識へとつなげていきます。手足と身体を使ったアクティビティ、感覚や感情を活発に働かせる芸術的な授業、忘却(眠り)と想起(目覚め)というリズムは、胸部リズム系と感情を育て、自己と世界を肯定する力を培います。

 

このクラスは一年にわたる連続講座。基本的には、小学1・2年、3・4年、5・6年、中学1・2年の複式クラスです(場合によっては、小学1~3年、小学4~6年)。一クラス3人からお受けしますが、4~7人が目安です。まずは、ご関心をおもちのみなさんで受け皿を作っていただき、お声がけください。まずは、体験講座の開催から。場所や日時、回数(毎月、隔月、季節ごとなど)、参加費についてはご相談に応じますが、交通・宿泊費は別途ご負担いただきます。

 

 講師: 塙 狼星

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◇言語造形講座(大人向け、単発・連続)

「太初(はじめ)に言(ことば)あり、言は神と偕(とも)にあり、言は神なりき。この言は太初に神とともに在り、万の物これに由りて成り、成りたる物に一つとして之によらで成りたるはなし。之に生命(いのち)あり、この生命は人の光なりき。光は暗黒(くらき)に照る、而して暗黒は之を悟らざりき。」(「ヨハネ伝福音書第一章」『文語訳新約聖書』岩波文庫)。聖書のはじめに述べられているように、言葉は光。充実した人生を送り、こどもたちを健やかに育てていく上で、わたしたちはまず、自らの魂を働かせて世界を感じ、深い呼吸の中で明朗に声を響かせることが大切です。このワークショップでは、言葉を読んで頭で理解するのではなく、ルドルフ・シュタイナーが創った言葉による表現技法、「言語造形(Sprachgestaltung)」を道標に、メルヘン、古典や文学作品を題材に、語り、演劇、韻文に取り組みます。声は人間の鏡。身体を動かし言葉を発しながら自らに向き合い、秘められた人生の課題を探っていきます。三人からお受けします。

 

 講師: 塙 狼星

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◇普遍人間学講座(大人向け、単発・連続)

シュタイナーはドイツにはじめてヴァルドルフ学校(シュタイナー学校)を開校するに際して、1919年8月~9月の間、教員向けに連続講義を行いました。それを記録した『普遍(一般)人間学』と『教育芸術』は、全世界に広がるヴァルドルフ学校の教員が、自らの人間学と日々の教育実践のよりどころとするテキストです。空堀ことば塾も、立ち上げ以来、このテキストをアリアドネの糸として、公教育とは異なるオールタナティブな教育を実践してきました。この講座では、座学とワークを通じて、7~14歳の学童期のお子さんのためのシュタイナー教育について、わかりやすくお話させていただきます。お子様向けのエポッククラスや言語造形の講座と並行して開催すると大きな学びとなります。

 

 講師: 塙 狼星

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